2013-02-26 第183回国会 参議院 内閣委員会 第1号
次に、事業再生機構についてお伺いをしたいと思いますが、今、寺田副大臣と議論をさせていただいたように、貸付条件の変更等々は当然に金融機関として負うべき責務だと私は考えておりますが、ただ、事業者、債務者にいたしましては、もうからないのに繰延べをしてもらって返済をしていても利息がかさむだけ、まあ言葉は悪いですが、債務奴隷の状態が続くだけ。
次に、事業再生機構についてお伺いをしたいと思いますが、今、寺田副大臣と議論をさせていただいたように、貸付条件の変更等々は当然に金融機関として負うべき責務だと私は考えておりますが、ただ、事業者、債務者にいたしましては、もうからないのに繰延べをしてもらって返済をしていても利息がかさむだけ、まあ言葉は悪いですが、債務奴隷の状態が続くだけ。
ところが、今や、この日本学生支援機構のやっている奨学金の制度は、学生を奨学金債務奴隷ともいうべき状況に追いやって、無慈悲に取り立てることによって、次世代を担う豊かな人間性を備えた創造的な人材を台なしにしていると言わねばならないような事態が生まれているんですね。 現在返済中の人は、返済猶予は五年しか認められておりません。
柔軟にというのは、もう右も左も両方曲がるから柔軟なんですが、判例は一貫して債務奴隷にしない、親の借金を自らの意思に反して無理やりに背負わせることはないという方向で柔軟に運用されてきたので、その方向性自身は私もこれからも大切であろうかと思いますし、この法案も、いつまでも延長するわけにいかぬわけですので、これからの実務においてもそのように運用していただきたいと、そう思っています。
ですから、今債務奴隷というお言葉を使われましたが、債務者の考え方によっては、この際一挙に清算して全く一から出直したいという人はこれを使わずに破産の免責の手続を使う、そういうことになろうかと思います。
これはある意味で、全然別の考え方をすれば債務奴隷的というか、ゼネコンなどの債務の棒引きと大分違うと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。
そして、高金利のために発展途上国が債務奴隷に転化してしまって政情不安定になる。だからますます軍事費を増強して世界の憲兵たらんとする形になっている。アメリカ自身がまじめに平和国家として、そして世界に迷惑をかけないような健全な社会として努力をすることが大事ではないか。 それと同時に、やはり我が国においても応分の努力ということが大事ではないか。
先進国は例えば石油型の文明をリードしてまいったわけでありますけれども、それが石油危機の壁にぶつかって軌道修正せざるを得なくなったわけですが、この問題が例えば不況を呼び起こすことによって南の諸国をますます債務奴隷化させておるというようなことになっていますけれども、ここをもう一工夫いたしまして、例えば石油化学製品をたくさん先進国は使っている、この結果としていろいろなところで環境問題を激発しているわけでありますから
ドイツあたりでは、債務奴隷というように、金を返せぬ者はちょっと入らなければいかぬとかいうような厳しさを持っておる面もあると思いますけれども、そこまでいかなくても、いまのように、とにかく強い者勝ちだ、またぼんやりしている者はだめなんだといって放置しておくやり方というのは、むしろ逆に自由主義社会が否定されていく大きな原因になると思うのです。
いまインドその他が、まさに借りた金の返済に困って、そうして各国の、債権国のコンソーシアムで、いわば債務奴隷的な地位に落とし込められているという実情がありますけれども、まさに、この自由交換可能通貨で支払わなきゃならぬという、こういう条件のもとで、アフリカ諸国もやがてはそういうところに落ち込むんじゃないかということを案ずるわけですけれども、その点どんなふうにお考えになっていらっしゃいますか。
まさに、返済ができなくなって、そのために各国のコンソーシアムなどで、国内経済についてのいろいろな要求を受け入れざるを得ないというような事態で、債務奴隷の地位に落ち込んでいる。そういう被援助国の立場に立って、この問題は私は検討しなければならぬと思う。
しかし、韓国経済の現実はきわめて危険な様相を呈しておるのでありまして、朴政権が誇示する高い経済成長も、ばく大な外貨の導入によって成り立っているのであり、昨年末の外貨の元利総額は八億五千万ドルに達し、韓国経済は自立の方向ではなく、債務奴隷の立場に追い込まれていると申さねばなりません。
○小川(豊)委員 私は別に雪印あるいは北海道バター等の関係あるところではありませんけれども、現に森永や明治に対する債務奴隷的金融支配の形がどんどん顕著に進んでおる。ことに北海道のような酪農地帯ではそういうことが顕著に出てきておるのではないか。それを防止するためには、生産者資本である雪印あるいは北海道バタ一等を強化していくことの方が、それは防止できるのじゃないか、こう考えるのです。
「最大限の利潤を取得するという、まさにこの必要こそ、独占資本主義をかり立てて植民地やその他の後進諸国を債務奴隷化し、系統的に強奪し、多くの独立国を従属国に転化し、現代資本主義の巨頭たちにとって最大限の利潤を引き出すのに最良のビジネスである新しい戦争を仕組み、最後には、世界の経済的支配をかち取ろうと試みる」、こう書いてある。これが現代資本主義社会機構で行われる定式化されたひな形だと書いてある。
従つて、この改革、地主の土地所有を根絶させないばかりか、かえつて逆に温存し、富農を強化し、地主の債務奴隷を維持して、働く農民の独占資本への従属性を増大せしめたにすぎないのであります。農村の現状は、このことを何よりも雄弁に物語つている。